社会保険労務士の仕事social-insurance-consultant
社会保険労務士の仕事とは?
本ホームページをご覧の皆様は、社会保険労務士はどのような仕事を行っているイメージをお持ちでしょうか?
入退社の手続き、役所への届け出、給与計算・・・と挙げられるのが一般的でしょう。もちろん、正解です。
でも、ちょっと考えてみてください。入退社の手続きや給与計算、ちょっと規模が大きな会社様ですと、人事担当者が担当していませんか?また近年では、給与計算作業を専門に扱う業者も数多く出てきており、この社労士業界も激しい競争に煽られています。私自身、非常に厳しい世界になったと実感しています。
とは言え、自社内で手続きや給与計算をおこなっている会社様でも、我々社会保険労務士に業務をお願いする会社様は実際に数多くあります。なぜなのでしょうか?
給与計算や作成した書類のチェック、また役所への届け出をお願いするケースもあるでしょう。もちろんそうした業務は私も非常に大切であると思いますし、今後も行っていくのは言うまでもございません。
ただ、私が思うには、それだけではないと思います。むしろ、こちらに期待しているのではないかと思います。一言で申しますと、
自社の現状に合ったアドバイスが欲しい
我々社会保険労務士は、労務・年金分野のプロですから、法律を踏まえた的確なアドバイスができます。それを踏まえ、現状に即したご提案やアドバイスを提供する、これこそが社会保険労務士に課せられた社会的使命であると考えます。
特に近年では、インターネット等で情報等が簡単に入手できる・出回るので、そうした知識を得た労働者が会社側に対してトラブルを発生させる、経済情勢が劇的に改善せず、経営が苦しい状況である、また労働者の権利意識の向上も相まって、むしろ会社側の立場が弱くなっている、という流れを背景に、労使問題が大変増えている現状があります。
こうした点も踏まえ、社会保険労務士に対するニーズは、これからますます増えてくるのではないかと思っております。
このアドバイスは、正直簡単なようで難しい側面もあります。もちろん法律職ですから、法律に沿ったアドバイスはいたしますが、最終的にはその人の実務経験や年齢によっても違うでしょうし、さらには育った環境や人生観・性格にも左右される可能性もあります。
したがいまして、すでに社会保険労務士とお付き合いのある皆様でも、セカンドオピニオン的存在として別の社会保険労務士にアドバイスを求めるというのも可能性としてはあるのではないか?と考えます。
本ホームページをご覧の皆様は、おそらく何かしらのお困りごとやご依頼事項があり、それを解決するためにご覧頂いていると思います。
どうか皆様の求めに合った社会保険労務士に一日も早く出会われることを祈念するするとともに、その人物が私であれば望外の喜びに存じます。